今日はチップ制を日本に導入してほしいと思った理由とそのメリットについて話したいと思う。
そもそもチップ制とは?
チップ制は主に海外に旅行すると見られるもので、簡単に言ってしまえば良いサービスを提供してくれた方にサービスの料金とは別に追加でお金を支払う制度のこと。
俺は初めて海外で旅行した際にその存在を知って時に衝撃を受けた。
そして日本にもチップ制度という文化が根付くといいのにと思った。
チップ制度の素晴らしい点は、しっかりとサービスを提供した人がその努力に見合う対価を受け取れるという点だ。
日本の雇用制度や労働条件を見ると、歩合制やインセンティブを導入している職場は少なく、多くの企業が時給性や固定給の制度を取っている。
日本の労働法は素晴らしいものだし、労働者の雇用を守る側面については日本はかなり手厚い部分がある。
無くなるといわれているとはいえ、まだ年功序列や終身雇用がある企業があることも事実だ。
しかし、ここで問題になるのが、頑張っている労働者がそれに見合う対価を受け取っているのか?という問題。
日本の現行の雇用制度では、めちゃくちゃ優秀な人やお客さんからの評価が高い人も一律に同じ時給だったり月給で働いている方もいる。
労働者の平等性の確保という意味では素晴らしいが、頑張っている方がその分、青天井で評価されていくのは難しい。
それは会社の中で決められたルールなので変えたければ会社を動かさなくてはならない。
しかし、それは容易なことではない。
チップ制ならば会社を通してではなく、お客さん個人から報酬を受け取れるためにそういった不公平さを減少させることに繋がるのではないかと俺は勝手に思っている。
また、お客さんの立場から考えてみても、自分が良いと思った店員さんや取引先の方にチップを渡せるほうが喜びを感じられる。
感謝の気持ちを言葉以外でも伝えられる。支援できるそういった取り組みが日本でも広がればいいよな。